H top・
 
HOME不動産部重量木骨の家設計事務所プライバシーポリシーお問い合わせ
 

日本の木造住宅について、こんな常識があることをご存じでしょうか。
建てた時の価値が最高で、10年、20年で評価額がゼロになること。
建て替えサイクルは平均約25年であること。
2階建て木造住宅には構造計算が必要ないこと。

たとえば欧米では、住宅を50年以上、100年以上使うことが常識です。建物の資産価値が認められ、買った時の値段とほぼ同額で売ることもできます。そのために、建物を評価する仕組みや、建物に価値を認める抵当金融・流通のシステムが築かれています。住宅ローンを支払いながらでも、豊かな生活を設計できる環境が整っているのです。一方日本では、たとえば35年の長期ローンを支払っている途中で建物の評価はゼロになってしまうのが現状です。もちろん、日本の住宅と欧米では、住宅の素材も、建て方も、考え方も異なるでしょう。しかし、住宅がそこに暮らす人々の礎であることに変わりはありません。家は長く住まうもの。10年や20年しかもたないという考えをやめ、200年住宅を目指して資産価値のある家づくりを「重量木骨の家」をとおして、ごいっしょに考えてみませんか
                            日本の住宅に、資産価値が認められない理由

そもそも住宅の資産価値は、どのように判断されるのでしょうか。欧米では、耐久性はもちろん、ライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、リフォームして暮らせるよう、空間に高い可変性があるかどうかが重要視されます。一方、日本の木造住宅は壁が多いため、ほとんど可変できません。仮に、可変させるために壁を削れば、建物の強度がいちじるしく落ちてしまいます。実は、日本の木造住宅がこうした状態になった理由は、終戦直後の政策にあると言われます。当時の日本は、空襲で焼け野原でした。人々の最重要課題はまず住宅を確保すること。しかし、資材の不足、職人の不足、そして生活者の資金が不足していた当時、これはきわめて難題でした。そこで政府は、「まず質より量」を優先する政策を推進、1950年に「建築基準法」を施行します。
当時決められた耐震強度は「壁量規定」と呼ばれ、床の広さに対して、筋交いを入れた壁をどれだけ入れれば良いかを決めただけのものでした。シンプルな方法で、誰でも家を建てられるようにしたのです。しかし、法律施行後、大きな地震がある度に住宅が倒壊、多くの犠牲者が出ました。その度に耐震強度不足が問題となりましたが、主な対策といえばもっぱら「壁の量を増やせ」というもの。住宅はますます可変できない空間になったのです。今日、日本の建築技術力は世界でもトップクラスであり、住宅品質もまた世界に誇るべき高い技術水準を持っているものの、住宅の「資産価値」がなかなか認められない理由にはこうした背景があるのです。

                          200年住宅に求められること

しかし現在、住宅に対するニーズは多様化しています。地震に強い家であることはもちろん、デザインが優れていること、家族構成の変化に対応できること、空間が可変できること、さらにこうしたニーズは地域によっても異なります。こうしたすべてを満たす住宅は鉄骨でも作ることができますが、日本人の「木造住宅」に住みたいという思いは依然強く残っています。「重量木骨の家」は、「SE構法」で作られる安全・安心の木造住宅。大規模建造物に使われていた「構造計算」をそのまま住宅に活用。さらに、確実な構造計算を実現するために、自然の木ではなく集成材を使用しています。これによって、壁を使わずに、柱と梁のみで強靭な構造躯体の構築が実現。あらゆる災害に対する耐久性はもちろん、自由な間取り変更やリフォームにも対応しています。また、一邸一邸は、「重量木骨プレミアムパートナー」によって、ライフスタイルや将来の暮らし方、さらには周辺環境や街づくり(地域とのつながり)までをも考慮しながら丁寧に建築されています。構造から、実際の施工、さらにはアフターメンテナンスにいたるまで、安全性能とデザイン性能への徹底的な追及が「重量木骨の家」の信頼性をカタチづくっています。

                         今、変わりつつある状況

そして2006年。昨今の耐震強度偽装問題を契機に建築基準法の見直しが進められ、「住生活基本法」が施行されることになりました。基本的な内容は次の2つ。まず最優先課題として、「大きな地震による倒壊の恐れがある古い住宅建物の耐震改修工事を行う」こと、そして「住宅の質を向上させる(中古流通も踏まえた)」こと。「重量木骨の家」では、今回の法律施行前から全棟構造計算・全棟性能保証を実現。さらに、信頼を目に見えるカタチで示すため、まだどの住宅会社も取り組んでいない次のような仕組みをいち早く作り上げてきました。

             すべての構造計算と設計データをデジタルデータで保存しいつでも開示可能

                        供給材料の履歴・試験データを保存

                               性能保証は所有者が変わっても継続可能

                金融、保証・保険業界からの「重量木骨の家」に対するバックアップ商品が提供可能

すべてはあなたの満足のために、そして日本の木造住宅の価値を高めるために。「重量木骨の家」は、こうした、耐震強度やさまざまな安全・安心を将来においても再評価できる環境を整え、真に資産価値のある家づくりを目指しています。


                                住まいを支える最先端の住宅建築技術の“いま”に注目!

                                      構造計算による、新しい木の家づくりとは

木造住宅を支える新しい考え方「構造計算」がいま、注目されています。「SE(エス・イー)構法」は、ビルや架橋、大型建造物と同じように、人の安全を守る建物にはどんな力が加わり、どんな衝撃まで耐えることができるかを証明するために、一棟一棟すべての建物で「構造計算」を実施し、「性能報告書」を発行しています。家を建てるすべての人に、家の安全性能がもっと分かりやすくて、もっと見えるものにしたい。家のデザインや設備、インテリアではなく、「安全性能」という基準を明確にして、ほんとうにいい家を、もっとつくりやすくしていきたいと考えています。

SE構法は、柱や梁材、接合、耐力壁、フレームなどの構造性能にかかわるすべての強度実験を重ねて、安全基準をつくり上げています。その優れた安全性能を実現するために、集成材(構造材)は徹底した品質管理が行われています。SE構法で使用する集成材や接合金物は、いつ、どこの工場で製造されたものなのか、履歴が分かる「トレサビリティシステム」を導入しています。トレサビリティ(Traceability)とは、trace(追跡)+ability(可能な)で“追跡調査ができる”という意味です。SE構法の品質レベルを有する製品であることを証明するために出荷証明書を発行しています。


        もっとデザインにこだわった、木造注文住宅であるために

デザインや間取りレイアウトを考えることは、家づくりの大きな楽しみですね。流行のデザインを追ってしまいがちですが、家族構成やライフスタイルが変わっても長く暮らせる家、街の景観や周辺環境に合う家、また雪国や南国、海岸沿いなど、地域特性に配慮した家という視点でプランニングしたいものです。

   

     スケルトン&インフィルで広がる新しい住宅デザイン

 「スケルトン&インフィル」とは、建物を「スケルトン(構造体)」と「インフィル(内装・設備)」とに別々に分けて設計する考え方のことで、SE構法が木造住宅で唯一、実現しています。新しい木造住宅を実現する「スケルトン&インフィル」から生み出される、広く明るい空間を紹介しましょう。きっと、プランづくりのヒントになるはずです。将来に渡り、自由に間取りレイアウトを変えることができることも「スケルトン&インフィル」ならではの特長。ここでは、ライフステージの変化に合わせて見ていきましょう。
      柱と梁で支えるから、広い自由な空間ができる

SE構法は、壁で支える一般的な在来工法とは違い、柱と梁で支える準ラーメン構造です。ワンルームのまま広く贅沢に使うことも、部屋を分けて使うことも思いのまま。木造では難しいのでは、とあきらめていた3階建ても可能です。こだわりの空間が安全・安心につくれます。

         

       大空間(ワンルームマックス空間)

ワンフロアすべてをワンルームとして最大限に利用することができます。必要に応じて家具で仕切るなど、ライフスタイルに合わせた空間づくりも可能です。

吹き抜け

従来の工法では難しかった、3階吹き抜けなどの大胆なプランが採用できます。太陽の光をふんだんに取り入れた、明るく開放的な空間をつくることができます。

大開口窓

構造計算で強度が証明されているため、大きな窓をつくることができます。やさしいぬくもりと開放感のあるリビングが実現できます。

屋上バルコニー

屋根の部分を大胆に開放したルーフバルコニー。狭い庭や、隣家で日影になってしまう庭をつくるよりも、広い屋上に庭をつくるろう、という発想です。



家づくりをサポートする工務店ネットワーク

「重量木骨プレミアムパートナー」は、SE構法を使って「重量木骨の家」を建てることのできる、選ばれた工務店のことで、全国で72社が活動しています(2006年7月現在)。この「重量木骨プレミアムパートナー」を中心に、家づくりを総合的にサポートする新しい住宅供給の仕組みが、「重量木骨プレミアムパートナー・システム」です。設計・施工・アフターメンテナンスから、エクステリア・インテリアの提供など、さらに資金・保険プランの提案まで、安全・安心な住まいづくりをサポートします


このページのTOPへ
Copyright(c) Yoneya-Kensestu C0.,Ltd. All right reserved
No reproduction or republication without written permission
お気軽にお問い合わせ下さい 関連リンク集 会社案内 不動産事業部 安心のSE補償制度 安心と安全、信頼の施工例 住宅も人もガードするIAU型免震システム SE構法で木造住宅が変わる お気軽にお問い合わせ下さい 関連企業へのリンク集 会社案内 不動産部のご案内 安心の保守管理 施工例をご覧ください 住まいと人の安全はIAU型免震システム